妊婦無料健診、5回以上に拡大へ
(医療保険の解説)




妊婦無料健診、5回以上に拡大へ


胎児や母親の健康状態を診断する妊婦健診は任意のため医療保険の適用対象外ですが、 出産までの受診回数は平均14回にものぼります。

妊婦健診の費用は1回あたり約5,000円、血液検査をすれば10,000〜15,000円程度かかり、 厚労省によると無料健診2回分をひいても平均約12万円の自己負担額となります。 妊娠や出産に伴う高額な負担が出生数の低下の原因ともいわれています。

2007年1月28日、少子化対策として厚生労働省では、無料健診回数を、現在の原則2回から5回以上に拡大することを決めました。 3月末までに各市町村に通知し、平成19年度中の実施を目指します。

無料健診は各市町村が実施しており、2回分を国が負担しています。 国から地方交付税で市町村に配分され、児童虐待対策などとともに「少子化対策事業費」に組み込まれています。

自治体は、母子健康手帳を交付するときに、原則として妊娠20週までの「前期」と21週以降の「後期」にそれぞれ1回、利用できる「無料健診券」を配布しています。

妊婦健診は、妊娠初期や出産直前は1、2週間に1回、安定期は4週間に1回程度が目安となっています。 厚労省は「健康で安全なお産をするためには5回以上の健診が必要」とし、妊娠のごく初期から36週程度までの間、 最低5回分を無料化するよう自治体に通知します。

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